「履歴書と職務経歴書、どっちから手をつけたらいいんだろう?」
「そもそも何を準備しておけばスムーズに書けるの?」
――応募書類づくりを始めると、最初にぶつかるのがこの“段取り問題”です。
私も最初のころ、勢いで履歴書から書き始めた結果、途中で「職歴の書き方が合わない…」とやり直しになったことがありました。
書類づくりは思った以上に頭を使う作業ですよね。いきなり手を動かすよりも、全体の流れを整理してから取りかかる方が、確実に早く・きれいに仕上がります。
この記事では、筆者(ゆるサポ)が実際に試してみて「この順番なら迷わず書けた!」という手順をもとに、履歴書・職務経歴書を効率よく完成させる段取りと優先順位を紹介していきます。
「手が止まる」「整理が苦手」という人こそ、最初の10分で流れをつかんでおくのがおすすめです。
まずは“全体設計”を考えることからスタート
応募書類は、最初に「どんな内容を盛り込みたいか」をざっくり決めておくと、途中で行き詰まりにくくなります。設計図を引く感覚で、以下の3つをノートにメモしてみてください。
1️⃣ これまでの職歴をざっくり並べる
→ どんな仕事をしてきたか、期間や業務内容だけでもOK。
2️⃣ 応募先で活かせそうな経験を選ぶ
→ 企業の仕事内容を見ながら、「これは書いておこう」という部分をピックアップ。
3️⃣ 強みや得意なことを整理する
→ 作業の正確さ・人とのやり取り・集中力など、自分らしさを言葉にする。
この段階では完璧にまとめる必要はありません。ポイントは「まず書き出してみること」。
支援員さんと話すときにも、このメモがあるだけで話が早く進みます。
履歴書と職務経歴書、どっちから書く?
これはよく聞かれる質問ですが、私のおすすめは “職務経歴書から書く” です。
理由はシンプル。履歴書よりも内容の自由度が高く、先に職務経歴書をまとめておくと、履歴書の“概要欄”をスムーズに書けるからです。
履歴書の基本構成や印象アップのコツは、
👉 [採用担当者に好印象を与える!障碍者向け履歴書の正しい書き方とポイント]
で詳しく紹介していますが、そこでも書かれている通り、履歴書は「全体の顔」。
職務経歴書を先に仕上げることで、内容の一貫性を保ちながら自然な流れで仕上げられます。
段取りの具体的ステップ
① 情報を集める
求人票・過去の職務記録・資格情報などを手元に集めます。
「あとで探す」より最初に揃えておいた方が、集中して書けます。
② 職務経歴書の下書きを作る
箇条書きでもOK。過去の職歴・担当業務・できることを整理します。
文章化は後でOKなので、まずは“棚卸し”を意識。
職務経歴書の構成例や整理方法については、
👉 [伝えたいことを整理しよう|障碍者向け職務経歴書の正しい書き方とポイント]
も参考になります。
③ 履歴書で概要を整える
職務経歴書をもとに、履歴書の「職歴欄」や「志望動機」に反映。
この順番だと、同じ内容を二度考えずに済みます。
④ 内容チェックと添削
完成したら一晩おいて見直すか、支援員さんにチェックしてもらいましょう。
誤字脱字よりも、「読んで意味が通るか」「一貫性があるか」を見るのがコツです。
よくある“順番ミス”とその対処法
段取りを立てても、途中で迷うことはあります。
ここでは、支援現場でもよく見かける“つまずきポイント”を紹介します👇
- 履歴書を先に完成させてしまう
→ 職務経歴書と内容がズレる原因に。先に土台を作る意識で。 - 情報を整理せずに書き始める
→ 思いつきで書くと、後で修正が増える。まずはメモ書きから始めよう。 - 完璧を目指しすぎて進まない
→ 一気に仕上げようとせず、「今日は職歴」「明日は志望動機」と分けると気が楽です。
優先順位の決め方で作業が変わる
書類づくりは、すべてを同時に仕上げるよりも、“重要度×時間配分”で考えると整理しやすいです。
| 作業項目 | 優先度 | ポイント |
|---|---|---|
| 職務経歴の整理 | ★★★★★ | 全体の骨格になるため最優先 |
| 志望動機 | ★★★★☆ | 志向性が伝わる部分。求人票と合わせて考える |
| 履歴書の体裁 | ★★★☆☆ | 印象を整えるための最終仕上げ |
| 自己PR | ★★★☆☆ | 経歴との一貫性を意識して調整 |
| 提出書類チェック | ★★☆☆☆ | 印刷・ファイル名・誤字確認など最終確認 |
こうして優先順位を可視化しておくと、「何から手をつけよう…」という迷いが減ります。
段取りのコツは“完璧を求めないこと”
多くの人が書類づくりで疲れてしまう理由は、最初から「完璧」を目指してしまうから。
でも、書類は仕上げていく過程そのものが成長の記録です。
少しずつ整えていく感覚で取り組めば、自然と全体がまとまります。
また、支援員さんや第三者の目を入れることで、「自分では気づかなかった強み」も見えてきます。それが、面接につながる一歩になることも少なくありません。
まとめ|流れをつかめば書類作成はぐっと楽になる
応募書類づくりは、ただの事務作業ではなく、自分の過去と未来を整理する時間です。
順番を意識して進めるだけで、効率もモチベーションも変わります。
焦らず、少しずつ手を動かしていけば大丈夫。
迷ったときは「段取りの最初に戻る」だけで、流れが自然に立て直せます。
書類づくりに苦手意識がある人も、今日から小さく一歩を。
「ゆるサポ」と一緒に、無理なく自分らしい書類を整えていきましょう🌿



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