履歴書や職務経歴書を書いていると、「この期間、働いてなかったけどどう書けばいいの?」と手が止まってしまうこと、ありますよね。
体調を整えていたり、支援機関を利用していたり──
ちゃんと理由があるのに、「空白がある」と思うだけで不安になる。でも実は、ブランクはマイナスではなく“次のステップの準備期間”として伝えられるんです。
採用担当者も、障碍者雇用におけるブランクの事情を理解しています。大切なのは、正直に・前向きに・簡潔に伝えること。この記事では、空白期間を好印象に見せるための考え方・書き方・言い回しのコツをやさしく解説します。
空白期間は「悪いこと」ではない
まず最初に知っておきたいのは、空白期間=評価が下がるという誤解をなくすこと。
採用担当者は、治療や支援のための休養を「働く準備の一部」として受け止めています。
大切なのは、
「その期間をどう過ごして、今どうなっているか」
を自分の言葉で説明できること。
✅ 休養・治療 → 体調を整えて次の職場に備えていた
✅ 支援機関の利用 → 働くための準備を進めていた
✅ 家庭や環境の都合 → 状況が落ち着き、再スタートを考えている
つまり、空白期間は「止まっていた時間」ではなく「整えていた時間」なんです。
① 「休んでいた」より「準備していた」と伝える
同じ内容でも、言葉のトーンを変えるだけで印象は大きく変わります。
“働いていなかった”と正直に書くのではなく、“次に向けて準備していた”と表現しましょう。
💬例文
- 「体調を整えるために療養期間を設け、その後、就労移行支援を利用して働く準備を進めていました。」
- 「生活リズムを見直し、安定して働くための環境づくりを行っていました。」
💡参考:
「採用担当者に好印象を与える!障碍者向け履歴書の正しい書き方とポイント」
では、履歴書で自然に伝えるための具体的な記入例を紹介しています。
② ブランクが長いときは「説明+現状」で安心感を
1年以上のブランクがある場合は、理由を一言添えると誠実な印象になります。
ただし、詳しく書きすぎると逆に重たく見えるので注意。
💬例文
- 「療養のために休養していましたが、現在は体調も安定し、就労可能な状態です。」
- 「支援機関を通じて訓練を受け、再就職に向けて準備を進めていました。」
- 「家庭の事情により一時的に離職していましたが、環境が整い、再び働けるようになりました。」
ポイント: 「今は働ける状態です」を明確に伝えること。
これだけで印象が大きく変わります。
③ 職務経歴書では「空白」ではなく「活動」として書く
履歴書上でブランクが目立つ場合も、職務経歴書なら“準備期間”として記載できます。
💬例文
2022年4月〜2023年9月 療養期間・就労移行支援利用
「体調を整えながら、生活リズムの安定や職業訓練に取り組みました。」
“活動”として書くことで、「働く意欲が途切れていない」という印象になります。
💡参考:
「伝えたいことを整理しよう|障碍者向け職務経歴書の正しい書き方とポイント」
では、ブランクを自然に組み込む職歴欄の書き方を紹介しています。
④ 面接で聞かれたときの答え方
書類に書いても、面接で「この期間は何をしていましたか?」と聞かれることがあります。
そのときも、焦らずに“短く・前向きに”答えればOKです。
💬例文
- 「療養を経て、現在は安定して働ける状態です。」
- 「支援機関で訓練を受け、生活リズムを整えながら準備してきました。」
- 「ブランク期間を活かして、無理のない働き方を見直しました。」
ポイントは、“今は働ける状態”と“前向きな気持ち”をセットで伝えること。
⑤ 空白期間は「自分を見つめ直す時間」
ブランクを経験したからこそ、自分の働き方や体調との向き合い方が見えてくることもあります。
その経験を“マイナス”ではなく、“自分を整えた時間”として捉えてみましょう。
💬例:
「療養を通じて、無理せず働くためのペース配分を学びました。」
「支援を受けながら、自分に合う仕事の進め方を見つけることができました。」
経験として語ることで、「安定して長く働けそうな人」という印象に変わります。
⑥ 支援員に見てもらって仕上げる
どう伝えたらいいか悩んだら、就労移行支援やハローワークの担当者に見てもらいましょう。
支援員は“採用側の視点”で言葉を整えてくれるプロです。
✅ 書き方が重くなりすぎていないか
✅ 文章が長すぎないか
✅ ポジティブさが伝わっているか
一人で悩むより、第三者と一緒に整える方がずっとスムーズです。
まとめ:空白期間は「働く準備の時間」として伝えよう
空白期間は、隠すよりも“前向きに整えていた時間”として書くのがポイントです。
✅ 「休んでいた」ではなく「準備していた」と表現
✅ 「今は働ける状態」を明確に伝える
✅ 「支援機関の利用」も活動として書く
焦らず、正直に、そして前向きに伝えれば、
ブランクはあなたの“再スタートの証”になります。



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